山口百恵 『センチメンタル・ハリケーン』

三人娘というと美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみが元祖で、新が南沙織、小柳ルミ子、天地真理。では森昌子、桜田淳子、山口百恵も三人娘かと思いきや、花の中三トリオとのことでした。子供だったので娘とは言わなかったようだ。
その山口百恵は、日テレのスター誕生から73年デビューしたのだけれど、審査員だった阿久悠からは「妹役のようなものならいいけれど、歌はあきらめたほうがいいかもしれない」と言われたそうだ。
彼女は、デビュー後ホリプロの「青い性路線」による『ひと夏の経験』で花開き、阿木燿子・宇崎竜童作品の『横須賀ストーリー』で頂点を極め、『いい日旅立ち』で円熟を迎えて、三浦友和との幸せな結婚で80年まだ21歳の若さで引退した。7年間という短い歌手生活だったが、70年代で最も売れた歌手だそうで、日本の歌姫の一人といっていいと思う。

彼女の引退の前年の79年に、アメリカのロスアンゼルスで現地の一流ミュージシャンと録ったのが、『L.A.ブルー』だ。アルバムジャケットには、百恵の姿はない、もうアイドルは卒業ということなのか。阿久悠にデビュー前に歌手は向いてないと言われながら、ここまで成長したのには、陰で彼女の相当の努力があったことだろう。ホリプロの自社ビルは、百恵ビルとも言われたそうだ。ロスでの録音はご褒美の意味もあるのかもしれない。サラリーマンの場合の出張とは、日頃の労働に対する褒美の意味合いが多分にあるものだが。
ともかく、ロスの青空の下で羽を伸ばして歌ったどうかわからないが、アルバムから『センチメンタル・ハリケーン』はいかがかな。
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